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ボーイズラブゲーム 攻略&レビュー

過去サイトの復刻版(2000年~2009年まで)

レビュー◆AM2:00~猫と月夜のブランコ~

タイトル AM2:00~猫と月夜のブランコ~
発売日 2005/11/25
私的ランク ★★★☆
制作元 あまなっとう
ジャンル ハートウォーミングADV
定価 ¥4800
対応 Windows98/2000Pro/Me/XP
年齢制限 18禁
ボイス
ゆきまさゆき
皇帝
アマミヤミツル <brまきいづみ
松園ルイ
紫陽花>
御器所千種)
(本郷万里)
野並秋生)
ジャスミン
(健さん)
メンデレーエフ
※声優名一覧は→コチラ
攻略 攻略ページは → 【コチラ】
内容 都会の片隅、立ち並ぶマンションのはざまに、こぢんまりと造られた箱庭のように小さな児童公園。
仕事や学業も順調で、親しい友人に囲まれて、なんの不満もないはずなのに、安らぎを求めて小さな公園に通う3人の青年。
一缶の猫缶と引き換えに、彼らの話を黙って聞いてくれる野良猫たちに会うために…。
ある日、ふといつもと違う時間に公園にやってきてみると、他の人間が、自分の猫とは違う猫に餌をやっている姿を見かける。
自分以外にも同じことをしている人間がいることを知り、互いに興味を覚える。
しかし、それは、夜、野良猫に餌をやる時間だけの出会い。
互いの事を知らないからこそ、いつしか、まるで猫に話し掛けるように胸のうちを明かすようになっていく。
そして、昼間。偶然の再会。互いの立場を知る。
それでも、一度通い合った心は離れなくて…。

シナリオ :ゆうま
原画 :ヤマvびっこ
システム

機能
・テキストのスキップ:あり(既読判別:可)
・読み直し機能:あり
・CG鑑賞モード:あり(40枚)←パーツ替えを含むと97枚
・シーン鑑賞モード:あり(52シーン)
・BGM鑑賞モード:あり(10曲)
セーブポイント:50+1
・END:13

・右クリックリターン:あり
・マウススクロール:有効
感想 評価、★3つにしようか迷ったのですが、一応は萌えたこととそれなりのクオリティの高さを評価して3.5にしておきました。アバウトですよ。
ボリューム的には(30分のシナリオ+攻受のHシーン差分)×6本くらいに考えておけばいいかと。

■話
実は途中で放り出そうかと思ってしまいました…。続けておいてよかったです。もったいない。後半は萌えられましたから。
しかし、この前半と後半との差は一体…。後半は単にこのゲームに慣れたからなのか、またはただ萌えツボの問題なのか、本当に何が要因なのか最後には普通に萌えていたためはっきりしません。
ちなみにプレイ順は御器所視点→野並視点→本郷視点だったので、
 前半:御器所視点の2ルート&野並視点の御器所ルート
 後半:野並視点の本郷ルート&本郷視点の2ルート
という認識です。
うーん、御器所視点の本郷ルートがどうしても合わなかったらしい…。別に強く意識していたわけではないのですが、本郷にツンデレを期待していたようで。ちょっと期待と違ったんだ…。
本郷視点シナリオの本郷はかなり期待に近いツンデレだったのですけどね~。
ついでに、御器所視点がなかなか終わってくれないと思ったら、だらだらプレイしていたせいの方がでかいのですが、実際にシーン数が最多だったというオチ。


以下は前半終了時に書こうとしていたレビュー。
 ↓
このゲーム、AM2:00がシナリオ的に悪いわけではないんです。シナリオの文章単体なら、ぷり・プリより良い気がする。ぷり・プリを考えると、恋愛描写をちゃんとしようと見受けられる所は好印象。でも、そのせいか何なのか、無難なんだ…。いっそキャラ重視・恋愛描写すっとばしの路線を貫いた方がメーカーの個性が出るのか? うーん、難しい所…。
まあ、恋愛描写にしろ、もうちょっと書き込んでも良いのではないかとは思う部分はありましたが。ちょっと恋愛重視とするには中途半端だしなぁ。
たぶん起伏が少ない地味な話なので、すべてにおいて没個性になっている予感。
でも、和みゲーとしての価値はあるのかも。

ひどい出来というわけではないので、酷評はしにくいです。しかもお値段的にも安いゲームですし。
たぶんこのゲームの中に萌えを見つけられる人には良いと思います。
とにかく言えることは無難。平均点といった感じ?
背景を除いて絵は綺麗でかわいいし、システムも軽快なので、大抵ストレス無くプレイできると思います。
私はシナリオで若干ストレスになりましたが。今は楽しいゲームを求めているからかなぁ。淡々すぎるのが原因か? 切ない系ではなくあくまで和みゲーなので間違ってはいないと思いますが…。
もしかしたらある程度のクオリティがあるせいで、見て見ぬふりスキルが使えないのかもしれないですね。
ぷり・プリも花町物語も思いっきり突っ込みたくなるわかりやすい欠陥は見て見ぬふりで飛ばせました。でも、今回はわかりやすい欠陥があるわけではないから…。
さらに没頭していないせいでどうでも良いことが気になったりします。ホントにBLの世界で気にしてはいけないこと色々。ゴムつけないで○○ついちゃわないかなーとか、潤滑剤ないだろうに何でならしたんだろうなーとか。BLで言及するのはタブーだとわかってはいるのですが…。最近、アナルケアについても書いてる小説よく読んでたからかなぁ。
 ↑
ここまで。
プレイ中に雑感に書こうと思ったら他のこと書いたせいで書けなくなったことでした。

で、これは雑感にも書いたことですが、前半終わってようやく判明したこと。
 1.ラブが足りない!
 2.書き込みが足りない!
どうも前半ハマりきれなかったのはこの辺が原因な様子(後半に入ってから順序よく萌えていったのは、慣れと萌えツボどちらのせいなのかが今なお不明ですが)。

 1.ラブが足りない!
個人的にラブな感じが好きなので、このゲームだと淡々としすぎていたかなぁ、と。
相手に惹かれているということを、もう少し前からorもう少し長く読ませて欲しかったです。どうも唐突すぎることが多くて…。だから、惹かれる理由自体は理解できても、納得ができないという状態に。
エピローグはだいたいラブくて好きです。あと、本郷視点は相手に惹かれている描写が他のシナリオより多かったですね~。萌えやすかったのはそのせいもあるのかも。
 2.書き込みが足りない!
細部にこだわった感のある現実的な世界なのに、恋愛心理がかなりさらっと流されているため、男同士の恋愛に対して説得力不足。
ぷり・プリよりは恋愛描写に文章を割いていましたが、今回のシリアスで地味めなシナリオには足らない気が…。地味な話ほど派手な設定でごまかすことができないので、書き込みが必要な印象があります。
ファンタジーやギャグの世界なら、またはやや嘘っぽいor設定くさい展開であれば、BL特有のご都合主義だと見て見ぬふりすることもできるのですが…。

結局のところ、私にとって足りないのはシナリオ。
意図的だとしたらどうしようもないのですが、もうちょっと恋愛に重点をおいている方が好みかな~。もうこれは好みの問題ですね。
一番の問題は、私に二次妄想脳がないことかもしれませんが。脳内で補完できる人なら値段も安く良いゲームかもしれませんね。

ちなみにマイナスっぽい展開はあまり見たくなかったので、今回の製品版では極力波風たてないような選択肢しか選んでません。前半はただでさえ先に進むのがおっくうだったのに、これ以上マイナス要因出したくなくて…。

3人そろった会話などどうでも良いおもしろ会話が楽しくて好きです。
特典CDもすべて3人がいるのはおもしろかったですよ~。まだちゃんと聞いていませんが。
とらのあなの特典小冊子もカプ成立後のお話なのでそこそこラブくて、良い感じでした。
でも、特典のために3つ4つも買うゲームじゃなかったよ…。特典自体は3人の会話が楽しいですし、入手して損はないと思いますけどね…。

CDちゃんと聞きました。
オフィシャル特典「スポーツの秋」をまず聞いてみた。猫語の応酬がわけわからんことになってた。最後まで聞いてようやく何が起こってるか理解しました。健さんも一緒になってケンカしていたのかと。
なぜかCDDBのデータがおかしくて、何のCDか一瞬わからなくなりましたよ。CDDBって自分で変えられるのだろうか。
メッセ特典「読書の秋」はオチが微妙だった…。ジェネレーションギャップネタはステキでしたが。どういう終わりなんだろう? しかし、ジャスミンの声がいきなり危ないシーンのエロゲっぽくてちょっとびびった(笑) ついでにトラック1の終わりはもうちょっと早い所で切れてると良かったな~。
メディアランド特典「食欲の秋」は猫舌がとってもステキです(笑)

ついでに、プレイ日記+感想
(上から順に、本郷視点・オマケ/御器所野並視点/初回プレイ) 


■絵
CGはプレイしていて意外と多かった印象。さくさく表示されていました。やはりシナリオがちょっと短かったんじゃ…。CGが多く感じるのは悪いことではないですけどね。
総枚数としてはそう多いわけではないですが、パーツ替えをうまく使っていましたね~。今回のエピローグのような使い分けは好きです。それらのCGが同じ場所にちゃんと登録されるのも好印象。
絵師さんはぷり・プリの時より癖がないですし、個人的に好きな塗りでもあったので、絵に問題はなかったです。たまに構図や裸体が気になるくらい?
健さんやメンデレーエフもかわいいし。ジャスミンがもうちょっと美人だったらよかったのになぁ。なんだかディ○ニーに出てくるチェシャ猫のようだ。

でも、背景は…。さすがに見慣れましたが、体験版の時は一瞬引きました。
マリンハートとまではまさか言いませんが、一瞬…。
室内とか水平的な直線のある背景が微妙なことが多かったですね。
公園とか自然系は普通っぽかったのですが。

あと、システムデザイン。これ全部外注なのでしょうか? ウィンドウ枠のデザインだけ?
雰囲気に合っているとはいえ、どことなく安っぽさを感じさせるのはアウトでしょう。これも好みか?


■音
声優さんも無難な感じで良かったのでは。本郷が今まで聞いたことない人でしたが、初(~)の割りには良い感じでしたね。立花さんご本人のページ見る限り初っぽい??
でも、メンデレーエフ&同僚役の方は…。ちょっとそういうタイプの演技はどうかと思うのですよ。好みの問題ではありますが、合わない。
そういえば、私、全員名字呼ばわりですね。本郷とかは別に万里と呼んでも良いのですが、変換の楽さで本郷に。全員駅名だから変換が一発で出るんですよね~。御器所とか特に。

BGMは普通に良いのでは。きっちり和みゲーな感じで。ちゃんとは聞いてませんが…。


■機能
ぷり・プリから改善されて非常に使いやすくなりました。
基本的なモノに加えて欲しい機能がそろっているのがいいですね。
あとは、1クリックでセーブ&ロードができればいいなぁというのと、非アクティブ時の動作をしっかり継続させて欲しいな、というところでしょうか。
既読は自動的にスキップという機能がとても便利でした。
スキップ時は立ち絵の動きも制限できた方がよかったかな。スキップ自体は早いのに、立ち絵のモーションがあるせいでそこで一旦停止のようになるので。
個人的に、セーブ&ロードページのページ数タブが若干押しにくかったりもしました。
また、今回は普段使わないテキストの書体変更を多用してみました。なかなかおもしろいものですね~。気分転換にももってこいです。
(2005/12/01)