レビュー◆メイド★はじめました~ご主人様のお世話いたします~
タイトル | メイド★はじめました~ご主人様のお世話いたします~ |
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発売日 | 2007/12/28 | ||||
私的ランク | ★★★ | ||||
制作元 | Vivid Color | ||||
ジャンル | オムニバス形式カップリング固定ADV | ||||
定価 | ¥6,800(税込¥7,140) | ||||
対応 | Windows98/Me/2000/XP/Vista | ||||
年齢制限 | 18禁 | ||||
ボイス |
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攻略 | 攻略チャートは→【コチラ】 | ||||
内容 | 退屈な夏休みを過ごしていた律。 そこへ突然現れた資産家の東久世次男・瑪瑙に半ば強引に 承諾させられた律は、母の代わりに一週間メイドとして働くことになる。 自分にだけ横柄な態度をとる瑪瑙に、最初は反発していた律。 しかし、メイドの仕事として瑪瑙の部屋に呼ばれ、会話を重ねるごとに 瑪瑙への興味が増していき、次第に魅かれていく~~。
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システム & 機能 |
・テキストのスキップ:あり(既読判別:可) ・読み直し機能:あり ・オートモード:あり(調節:可) ・CG鑑賞モード:あり(62枚)←パーツ替えを含むと112枚 ・シーン鑑賞モード:あり(22シーン) ・BGM鑑賞モード:あり(14曲) ・セーブポイント:50(クイックセーブあり) ・END:12 ・前の選択肢に戻る機能:あり ・キャラ別音声オンオフ:不可 ・カーソル自動追尾:なし |
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レビュー & 感想 |
微妙なゲームでした。 ゲームの基礎部分が良いだけに、どう評価して良いか困ります。 好き嫌いは別として、絵は原画・塗りともに綺麗です。ただし、枚数は少なめというか、省力化というか。 声優さんも、好き嫌いは別として、有名所を使っています。かなり豪華。 システムもほとんどの機能を取りそろえています。 シナリオは有名なBL商業作家さんなのですが…。 どうやって作成しているのかはわかりませんが、ゲーム構成の問題もある気はします。 設定は面白そうだったのに…。もう少しうまく消化することもできたのでは。 ちょっと期待していたんだけどなぁ。買って後悔気味。 メイドはじめました、久々の★3つゲームです。 ■シナリオ 誤字脱字が…。 展開の速さが気になりました。もう少し丁寧に心理描写して欲しかったです。 そうでなければ、そんなことどうでもよくなるくらい、もっと突き抜けた展開を…。 レビュー投げ出すようで申し訳ないんですが、正直コメントに困るゲームになってしまいました。 途中すっ飛ばしたせいか、終わってみてろくに感想が残ってない。 キャラ萌えできればまだ違ったのでしょうが、私の琴線には引っかからず…。 素材は良いはずなのに、展開やら何やらで自然と萎えてしまった気がします。 実のところ、常の通り、あらすじはそこまで詳細に確認していませんでした。 始まってみて、…この調子で1週間で本当にくっつくのか?と思っていました。 終わってみて、もう諦観の境地というか…、1週間で間に合わせた感が満載。 心理的な揺れ具合も納得できるような「設定」があるはずなのに、描写にまったく納得いかない。 なんでいきなり…と思いましたよ。ぶっ飛びすぎだ。 この設定で1週間は短かったんじゃないかなぁ。1ヶ月くらいかけて展開させて欲しかった。 (別に1ヶ月30日のシナリオがある必要はないんです。必要なのは経年変化) 実はインストールする時に驚きました。 …あれ? フルボイスなのに、CD1枚で収まるんだ…? あ、でも花町物語もそうだったよね。インストール後のサイズ比べてみたら、メイドはじめましたの方が大きいくらいだし、大丈夫大丈夫! と、なんだこの不安感…。 予感って的中するもんなんですねー。なんでこんなに短いんだ! 現時点で総プレイ時間9時間です。 ただし、初回の瑪瑙×律のみオートモードフルボイスで4時間半、それ以降、翡翠×琥珀の途中からずっとメッセージ最速化(一応読んでます。スキップはしてません)で計4時間半。 途中までで、オートモードを続ける気力は失せました…。ボイスも途中カット。 かけ合いは楽しかったです。他キャラ視点という形式も。なんか、もう、本当にそれだけ。 あと、伏線くらい綺麗に回収してくれ。ネタばらしを変に後回しにするのもやめてくれ。 使えそうな設定はまだあったはず…。 納得いかない部分はいくらでもありますが、パっと思い出すのが、瑪瑙×律ルートの律。あいさつくらいして帰れ!! 何も思わないのかなぁ…。他キャラもだけど礼儀とか…。 サブシナリオとされる健太郎×圭一ルートが本当に短くて呆然。 エピローグ+α程度です。受けキャラでは圭一が一番まともだったのに…。 恋愛モード・Hシーンが微妙なキャラ多すぎ。もうちょい男前な受けキャラが欲しかったです。 全員うじうじしすぎ。どんだけ乙女なんだ。1人くらいならまだ問題ないんですが…。 大したこと書いてないプレイ日記 → 瑪瑙×律・翡翠×琥珀・石榴×珊瑚他 ■原画・CG・背景 相変わらず綺麗。 ですが、最初はどことなく違和感でした。…立ち絵が変? どうもイベントCGと立ち絵のギャップが激しいのが気になったようで。 イベントCGは線が太くアニメ塗り、立ち絵は線が細くややマンガ塗り。 結局この違和感は最後まで晴れませんでした…。 線が細いのには慣れたと思うんですが、立ち絵がなぜか違和感なんです…。 顔の大きさとか立ち方が変なのかなぁ。頭身? 個人的には、花町物語の時の原画・塗りの方が好きでした。 今作の絵は濃くてちょっと苦手。テカテカしてるよ…。 背景はたまに微妙? CG枚数はやや少なめな印象。前作よりは明らかに少ないです。 しかも62枚中8枚が、800*600ではなく450*600…。 省スペースなサイズに、ちょっと手抜き感を受けてしまいました。実際の手間はわかりませんが。 でも、これだけプレイ時間が短いのに少ない印象受けるっていうのも、考えてみるとすごいですね。 ■ボイス・BGM・SE 有名な声優さんが多かったので、比較的聞きやすかったのでは。 キャラ同士のかけ合いはにぎやかで楽しいです。 しかし、受けキャラがたまにうざくなりました。 北斗は秘書のままの方が…。残念なことに、ぶり化してしまいました。 どうやら今作は、かけ合い録音だったらしいです。ゲームではキャラ毎に別録りするのが普通なのでめずらしい。 …効果的だったと言えるようなゲームだったら良かったですね。 BGMはちょっと飽きたかなぁ。 SE…、Hシーンのぬちゃぴちゃ音が微妙すぎる。いらねー。 ■システム 環境設定での簡易メニューで、ある程度調整できるのがいいですね。詳細メニューはいつも通り細かく設定できるし。 至れり尽くせり…なんですが、微妙に使いにくいのが悲しい。 バックログ時の右クリックメニュー、一番上を「ゲームに戻る」にして欲しかった…。 その右クリックメニューでの「ここから始める」機能は新しくて良いです。 セーブ数はもう少し多めでも良いかも。 スキップはサクサク進みます。今度は最初から最速化にチェックが入っているんですね。 ゲームシステムは…、選択肢が意味不明なの多すぎ。なのに判定厳しすぎ。 非常に訳の分からない分岐の仕方ですよ。 もう熱意もないので、しばらく途中で放置していました。 ■etc 座談会をようやく聴きました。意外と楽しかったです。 しかし、北斗役だけなんであんなにローテンション? ものすっごく投げやりだったんですが。他作でのキャストトークではかなりしゃべっていたような…。 「氷河流」使用時独特のキャラか何かだったりするんでしょうか。 (2008/01/02)
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