ボーイズラブゲーム 攻略&レビュー

過去サイトの復刻版(2000年~2009年まで)

レビュー◆ラシエルの箱庭

タイトル ラシエルの箱庭
発売日 2004/07/30
私的ランク  
制作元 b_works
ジャンル 現代伝奇ファンタジーアドベンチャー
定価 ¥6800
対応 Windows98/Me/2000/XP
年齢制限 18禁
ボイス
涼森ちさと
野島健児
天天
(浅羽望)
(九条鷹見)
(宮代真璃絵)
攻略 -
内容 人より秀でた才能に恵まれながら、怠惰な日々を送り続ける、主人公・斎賀伶。ある日、幼なじみの九条鷹見が訪れ、ある提案を申し出る。提案とは、鷹見の管理下にある、とある貴重な(商品)の教育と監視を伶に任せたいというもの。鷹見が(商品)と呼ぶもの・・・それは少年少女たちのことだった。中でも特別に貴重な(商品)だと鷹見にいわしめた、その身に『天使』の血を引くという少年・浅羽望。貴重な(商品)である少年の身柄を、伶に託したいと誘いかける鷹見。伶は、抱いた興味のままに、鷹見の申し出を引き受けることに決める。そして始まる、閉ざされた館での、望との生活。終わりの刻限を定められた館での暮らしの中、少しずつ望との交流を重ねる伶。他者の存在を拒絶してきた伶の心にもやがて変化が起こり始める。果たして、伶に特別な(商品)である望を与えた鷹見の真意とは~ 望の身体に流れる『天使』の血とは? 望の運命を握る、伶の決断はいかに。凍ていた運命の歯車が、いま、伶の選択の下にゆっくりと動き始める。
シナリオ :高野克巳・崎村侑子
原画 桜沢いづみ
システム

機能
・テキストのスキップ:あり(既読判別:可)
・読み直し機能:あり
・CG鑑賞モード:あり(63枚)←パーツ替えを含みません
・シーン鑑賞モード:あり
・BGM鑑賞モード:あり(12曲)
セーブポイント:100
・END:

・オートプレイ:可
感想 とりあえず、雑感からコピペ。後から書き直します。

主人公に声がないのが気にくわないなぁ。メイドにはあるのに…。
エロゲ主人公なら声無しもわかるんですけどね。BLで主人公声無しはむしろ逆効果じゃ…。
伶の立ち絵は良いんだけど、鷹見がなぁ…。顔の輪郭線ずれてますよ。
メイドの声がだいぶウザ…。ちょっと高すぎるんだよね。きんきんする。もうちょい抑えめなほうが好きだった…。
望の声も高いなぁ。女性声優でももっと落ち着いた声があるだろうに。今さらながらきんきんするのは音が大きすぎるせいなのでしょうか。

可もなく不可もなく~といったかんじかな。おもしろいけど無難。なんだかシナリオ、前作よりも質が落ちているような…。
整合性が合わないのかなぁ、でも整合性という問題ではないはずなのですよね。その話題を聞き漏らすはずのないルートを通っているはずなので。
プレイヤーが全く知らない話題を知っていることを前提に話す場面が何度か見受けられます。そんなこといったいいつ言ったんだよ!?的な回想があったり…。
やはりこういうのは醒めてしまいますね。
シナリオの質、どうもテンポの悪さにも表れているような…。
題材・ストーリーとしてはおもしろい物なのに、冗長で途中でプレイヤーを飽きさせてしまう部分が、今作にはありますね。セラフィムは女の子ルート以外けっこうテンポ良く進んだ記憶があるのだけど…、昔の記憶が美化されているだけなのかもしれませんが。

ちなみにシステムは非常に快適です。ビジュアルアーツ系なのでSPRAYのそして僕らは、とまったく同じシステムですね。そして僕らは、で便利だったテキストの自動送り機能の詳細設定がこちらでもできます。マウスのクリックがほとんど必要ないのは本当に便利。自分の好みな速さに設定できるのがいいですね。
ただ、キャラ別の音声オンオフはあるのですが、それぞれのボリューム調整がないのはちょっとイタイかなぁ。

とりあえずエンディングまで行きました~。全部の声を聞いて8時間かかりましたね。
後半のテンポは緊張感があって良かったですね。前半はダレる部分が否めませんが…。
おもしろかったですよ。